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項目 内容
ID J1300204
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1872/03/14
和暦 明治五年二月六日
綱文 明治五年二月六日(一八七二・三・一四)〔石見・安芸〕⇨津波あり
書名 〔吉海町史〕○愛媛県
本文
[未校訂]椋名の元庄屋、柳原家の記録によれば、明治五年二月六
日より、同年三月六日まで、一ケ月間の長期にわたって、
断続的に地震が起こり、人々を恐怖に誘い込んでいる。以
下にその記録のあとをたどってみる。
地震
一二月六日 申下刻、終夜少しずつ震い、折々、大分震
う。
一七日 少しずつ震い、戌刻大分震い、夜も時々震う。
一八日
一九日
一十日 朝震い、それより間遠くなり、この様子なれば
治より(ママ)候間申し居り候処、寅刻、余程震い、子の下刻、
少し震い、それより朝まで治まる。
一十一日 辰刻、小さく震い、巳中刻、前の大震に房り、
普通の四分位震い、夜分は震いなし。
一十二日 未刻 小さく震い、翌朝まで震いなし。
一十二日 巳下刻 壱分半震う。
一十四日
一十五日 辰刻小震
一十六日 未刻小震
一十七日 未刻小震
一十九日 午刻より未上刻まで多く震い、酉上刻弐分震
う。
一廿日 戌上刻壱分五震う。
一廿一日
一廿二日 未上刻弐分震う。
一廿四日 辰下刻時合より西風、午刻よりはげしく。
一廿五日 夜半時分、たびたび夜
一廿七日 夜三度小震 廿(ママ)
一廿九日 申刻より多く震い、寅刻壱分震う。
一卅日 卯刻より多くて止む。戌下刻より雷多く、寅刻
時分より多くて止む。
一三月一日 卯刻より晴天
一三日頃に局
一同五日 未刻小震
一同六日 戌刻小震
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻1
ページ 402
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛媛
市区町村 吉海【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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