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項目 内容
ID J1300158
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1872/03/14
和暦 明治五年二月六日
綱文 明治五年二月六日(一八七二・三・一四)〔石見・安芸〕⇨津波あり
書名 〔郷土の鏡〕○島根県邑智郡石見町
本文
[未校訂]㈠申年の大地震 明治五年旧二月六日石見地方に大地震が
あった。普通浜田地震といっている。石見海岸は発震一週
間前から鳴動していた。発震数分前に海底変動のため退潮
し、二月六日午後四時裂震百四十方里に達したという。
 当地区では日貫で七戸、中野で一戸全壊家屋を出した。
全住民は戸外に出て部落共同で小屋掛をして、一週間家屋
外で暮し家屋は補強工作を施した。川本と中野地区との間
の志谷と下獺越の北の連峯には、長さ二粁、深さ二米以上
で現在もその断層がそのままのこっている。
 亀裂の瞬間は石英粗面岩大亀裂の摩擦のため、発火発煙
したという古老の話である。
出典 新収日本地震史料 第5巻 別巻1
ページ 295
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 島根
市区町村 石見【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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