[未校訂]一嘉永六丑年二月二日朝四ツ時頃大地震尤此辺は左程にも
無之箱根宿より小田原宿夫より小田原近辺大変之事箱根
二子山大石崩れ落馬駕籠通路五六日之間往来止ル歩行者
二日計止り夫より足之湯より湯本通り通行小田原両見附
潰れ土蔵御櫓渡御櫓損シ御家中家並長家数多ゆり潰し御
城下土蔵千余潰れ其外家毎大破旅籠屋向宿十日計泊り出
来不申小田原御領分四万石之内即死人百十九人怪我人七
百人余潰家弐千軒余誠前代未聞之事也地震五日計之間
日々折々由れ候也
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1300056 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1853/03/11 |
和暦 | 嘉永六年二月二日 |
綱文 | 嘉永六年二月二日(一八五三・三・一一)〔小田原〕 |
書名 | 〔下石田村名主伴右衛門記録〕○静岡県沼津「郷土史料叢書 七」 |
本文 |
[未校訂]一嘉永六丑年二月二日朝四ツ時頃大地震尤此辺は左程にも
無之箱根宿より小田原宿夫より小田原近辺大変之事箱根 二子山大石崩れ落馬駕籠通路五六日之間往来止ル歩行者 二日計止り夫より足之湯より湯本通り通行小田原両見附 潰れ土蔵御櫓渡御櫓損シ御家中家並長家数多ゆり潰し御 城下土蔵千余潰れ其外家毎大破旅籠屋向宿十日計泊り出 来不申小田原御領分四万石之内即死人百十九人怪我人七 百人余潰家弐千軒余誠前代未聞之事也地震五日計之間 日々折々由れ候也 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 別巻1 |
ページ | 200 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 静岡 |
市区町村 | 沼津【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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