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項目 内容
ID J1204296
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1864/03/10
和暦 文久四年二月三日
綱文 元治元年二月三日(一八六四・三・一〇)土佐→七日
書名 〔晴雨日記〕○土佐宇佐市
本文
[未校訂]二月三日 九ツ頃ゆる小ノ中(○深夜)
同四日 四ツ前桝形着暫時休息し役所へ行段々半鐘指出
ノ事六ケ敷隙取ル序を以左ノ通りノ願書を認む
奉歎願口上覚
当寺之義ハ宇佐浦寺院之中ニ而も別段小高キ山際ニ而
浦中一面ニ見渡し候土地故在所火災之度毎ニ当寺半鐘
之音ニ驚キ火事場江欠付候者も多く御座候且去ル寅年
大変之節モ当寺ヘハ波先早ク見へ候故如例半鐘を打候
ヘハ地下之者共聞付急難を遁レ申候然ニ此度右品御鋳
替ニも相成候時ハ右等之時変用も忽相闕難敷奉存候間
半鐘指出之義ハ可相成義ニ御座候而御用捨被仰附候
ハゝ第一浦民之急難を救候用具ニも相成且万一異船海
岸ニ近寄候節之海防御用一助共相成可申哉と奉存候不
而已右半鐘之義ハ先年地下人之中不意死仕候者御座候
而為供養当寺江寄附仕処之品ニ付彼是宜御詮議之上何
卒御用捨被仰附度奉願候 己上
子ノ二月四日
右願書を役場にて認メ証判役へ迄頼置桝形へ戻り(○
後略)
同七日 雨 九ツ頃ゆる小ノ大(○昼)
出典 新収日本地震史料 第5巻
ページ 486
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村 宇佐【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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