[未校訂]安政五年三月一〇日、これは主として信濃国を襲った
大地震であるが、「信州の地震」(松本図書館)について
その一斑を記すと次のようである。
信濃国地大に震ひ、松代領の里落屋舎倒壊し、中山の
地は山崩れ地裂けたり。
一真田信濃守より御用番久世大和守え相届候由の書付
写
在所信州松代、去る十日辰刻過より酉刻頃迄地震強
城下町半潰・大破・村々居家等潰・半潰・怪我人・
有之・山中筋山抜崩・地裂等有之、城内別条無之
猶委細ハ追て可申上旨申越候、此段御届申上候
以上
三月二十三日 真田信濃守
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1203054 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1858/04/23 |
和暦 | 安政五年三月十日 |
綱文 | 安政五年三月十日(一八五八・四・二三)〔信濃大町〕越後・下野・江戸・能登・駿河・西尾・相州三浦 |
書名 | 〔宮川村誌〕○信濃岐阜県吉城郡 |
本文 |
[未校訂]安政五年三月一〇日、これは主として信濃国を襲った
大地震であるが、「信州の地震」(松本図書館)について その一斑を記すと次のようである。 信濃国地大に震ひ、松代領の里落屋舎倒壊し、中山の 地は山崩れ地裂けたり。 一真田信濃守より御用番久世大和守え相届候由の書付 写 在所信州松代、去る十日辰刻過より酉刻頃迄地震強 城下町半潰・大破・村々居家等潰・半潰・怪我人・ 有之・山中筋山抜崩・地裂等有之、城内別条無之 猶委細ハ追て可申上旨申越候、此段御届申上候 以上 三月二十三日 真田信濃守 |
出典 | 新収日本地震史料 第5巻 |
ページ | 355 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長野 |
市区町村 | 松代【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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