[未校訂] 文政十一年(一八二八)十一月の三条・見附地方の地
震では、家屋の倒壊数知れず、圧死・焼死が一万人以上
を数えた。この地震でも黒砂まじりの水が吹きだしてい
る。この地震を調査した市之瀬の人で地理風俗研究家の
小泉[蒼軒|そうけん]は、地盤の弱いところは水・砂をふきだしたが、
家屋の倒壊などの損害は少なく、堅い地盤のところは家
屋の倒壊・人命の損亡の被害がおびただしかったことを
報告している。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1100095 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1828/12/18 |
和暦 | 文政十一年十一月十二日 |
綱文 | 文政十一年十一月十二日(一八二八・一二・一八)〔中越〕 |
書名 | 〔新潟県の歴史〕 |
本文 |
[未校訂] 文政十一年(一八二八)十一月の三条・見附地方の地
震では、家屋の倒壊数知れず、圧死・焼死が一万人以上 を数えた。この地震でも黒砂まじりの水が吹きだしてい る。この地震を調査した市之瀬の人で地理風俗研究家の 小泉[蒼軒|そうけん]は、地盤の弱いところは水・砂をふきだしたが、 家屋の倒壊などの損害は少なく、堅い地盤のところは家 屋の倒壊・人命の損亡の被害がおびただしかったことを 報告している。 |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 別巻 |
ページ | 330 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 新潟 |
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