[未校訂](柿崎日記)
終日天気宜しからす、雪ふり、夜八つ頃地震余程強し、
町中大騒せり、元来当年は春立より順気にて残暑も永々
続きし事なるに、地震は至て多きなり、先つ三月は近年
覚へなしと申程の強きあり、四月中は格別強からぬも朔
日、三日、四日、十七日、二十八日は重にして毎日々々
地震の無き日はなしと申すべき次第に有之候、五月、六
月、七月との間は七月二日のみにて遠切せしかば地震は
もふ無かるべしと人々安心せしに、又もや昨夜の強震に
て一時は大騒きを致せしなり
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1004346 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1843/11/25 |
和暦 | 天保十四年十月四日 |
綱文 | 天保十四年十月四日(一八四三・一一・二五)青森・八戸・江戸 |
書名 | 〔青森市沿革史〕 |
本文 |
[未校訂](柿崎日記)
終日天気宜しからす、雪ふり、夜八つ頃地震余程強し、 町中大騒せり、元来当年は春立より順気にて残暑も永々 続きし事なるに、地震は至て多きなり、先つ三月は近年 覚へなしと申程の強きあり、四月中は格別強からぬも朔 日、三日、四日、十七日、二十八日は重にして毎日々々 地震の無き日はなしと申すべき次第に有之候、五月、六 月、七月との間は七月二日のみにて遠切せしかば地震は もふ無かるべしと人々安心せしに、又もや昨夜の強震に て一時は大騒きを致せしなり |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 |
ページ | 816 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 青森 |
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