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項目 内容
ID J1004015
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1841/04/22
和暦 天保十二年三月二日
綱文 天保十二年三月二日(一八四一・四・二二)〔駿河〕甲斐・新潟・信濃・岐阜・越後・越中・習志野・江戸・近江
書名 〔天保雑記 卅六〕国立公文書館
本文
[未校訂]天保十二年三月二日八時頃久能山地震有之
御破損所
一御神庫并御神楽所内外長押等惣体響入損
一御楼門左右羽目響入其外惣体破損同所左右二重猿頭塀
南之方へ傾東之方石柵破損前通石垣惣体ゆるミ出来
一御正面銅御鳥居礎際より震倒レ悉打砕
一御膳所外通り羽目損五重塔響入漆♠損
一護摩堂正面柱長押渡口之方羽目共大破内廻り建具等破

一御唐門下石手水鉢屋根損破
一諸家ゟ献備之石燈籠惣体震倒
一御膳所脇并御鳥居脇用水瓶破損同所石柵二間崩落
一御塔下石階段其外鐘楼下四半石所々損
一御鳥居脇角柵弐間余破損同所石階段凡十段程欠損神厩
惣体響入損
一禰宜番所惣体南之方へ倒懸り危相見へ窓羽目等破損
一愛宕社後ロノ方へ倒懸り甚危く并同所石鳥居笠石覆落
棹石共惣体破損同所銅燈篭二基倒損
一御供米蔵内廻り羽目等損外通壁落又者響入屋根向瓦落
懸大破
一禰宜会所処々壁落建具共惣体損
一御供所上下台所并 御宮役人勤番部屋共所々壁落羽目
長押等崩落柱折敷居鴨居建具等大破屋根向棟下より瓦
落下り外廻り土台震出し所々大損
一一之御門并御番所所々破損
一坊中八院何れ茂大破
三月廿八日 御使番
松平小豊治
久能地震ニ付而 御宮 御内陣并
御宝塔御拝殿其外御山内為見分被遣之
右於山吹之間掃部頭老中列座備後守申渡之
増山弾正少弼若年寄侍座
六月廿日
金三枚 御蔵奉行格御大工頭
金田藤七郎
金弐枚 御勘定
渡辺
時服弐
駿河久能山 御宮地震御本地堂其外損所御修復為見分
御用罷越候ニ付被下之
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 776
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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