[未校訂]さらに翌四年(一八三三)四月九日には正午ころ大地震
があった。この時方々の崖から岩石が崩れ落ち、その音
がすごく、人々はこの世が滅びるのかと思ったという。
この年の夏、長雨が続き気温が低く、冷害のため秋作が
実入らず、特に米など値が上がった。「巳年のけかち」と
はこの時である。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1002887 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1833/05/27 |
和暦 | 天保四年四月九日 |
綱文 | 天保四年四月九日(一八三三・五・二七)〔美濃・近江・福井〕⇨八月 |
書名 | 〔白鳥町史 通史編下〕○岐阜県 |
本文 |
[未校訂]さらに翌四年(一八三三)四月九日には正午ころ大地震
があった。この時方々の崖から岩石が崩れ落ち、その音 がすごく、人々はこの世が滅びるのかと思ったという。 この年の夏、長雨が続き気温が低く、冷害のため秋作が 実入らず、特に米など値が上がった。「巳年のけかち」と はこの時である。 |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 |
ページ | 600 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 岐阜 |
市区町村 | 白鳥【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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