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項目 内容
ID J1001809
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1819/08/02
和暦 文政二年六月十二日
綱文 文政二年六月十二日(一八一九・八・二)〔美濃・尾張・伊勢・近江・大和・京都〕本州中央部・四国
書名 〔尾張霊異記 二〕▽「名古屋叢書 二五」
本文
[未校訂] 大地震起らんとする時は、三四日前に催しの雲有。坤
の方の雲、うづまくごとくに雲舞也。横に廻るにあらず。
天地へ輪をなす。如斯かんなくずの如くに、坤の
方よりまひ出て、次第に輪大になる也。今度京都大地震
文政十三庚寅年の前にも此雲有しを、此名古屋にて見へたり。又
十二年以前、文政二己卯年六月十二日の大地震の時も、
此雲三四日前に見へたり。此卯年の地震は、各別の大地
震にてもなく、土蔵は大かたいたみたれ共、倒れ家もな
し。稀に庇などこわれたるまでなり。下略同書。
其説誠に然なり。安政元年の地震にも此雲見ゆ。
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 370
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 愛知
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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