[未校訂]一旭ケ丘社 字村口にある三社というとあるが「旭さす
夕日かがやくこの下に 黄金千枚小判千枚」といい伝
えられ、村郷が困窮したらここを掘るといいと云う。
どこの地区にもある伝説の丘であるところから、上村
塚と一連の円墳をさしているとも考えられる。「文化九
年十一月の大震の時に、上村塚の上の大石が転落し、
それを字村口の三社の前に立てて旧七月の二十四日に
は毎年祠祭を行う」とあるが、現在ではその行事はな
い。今はその巨石は志島墓地に建立されている。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J1001483 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1812/12/07 |
和暦 | 文化九年十一月四日 |
綱文 | 文化九年十一月四日(一八一二・一二・七)〔江戸・神奈川・保土ケ谷〕⇨八日 |
書名 | 〔阿児町史〕○三重県 |
本文 |
[未校訂]一旭ケ丘社 字村口にある三社というとあるが「旭さす
夕日かがやくこの下に 黄金千枚小判千枚」といい伝 えられ、村郷が困窮したらここを掘るといいと云う。 どこの地区にもある伝説の丘であるところから、上村 塚と一連の円墳をさしているとも考えられる。「文化九 年十一月の大震の時に、上村塚の上の大石が転落し、 それを字村口の三社の前に立てて旧七月の二十四日に は毎年祠祭を行う」とあるが、現在ではその行事はな い。今はその巨石は志島墓地に建立されている。 |
出典 | 新収日本地震史料 第4巻 |
ページ | 337 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 三重 |
市区町村 | 阿児【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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