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項目 内容
ID J1000323
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1793/02/08
和暦 寛政四年十二月二十八日
綱文 寛政四年十二月二十八日(一七九三・二・八)〔鰺ケ沢〕⇨翌年正月二十四日
書名 〔青森市史 八 資料篇二〕
本文
[未校訂](伊東家大雑録)
345 寛政四年の大地震のこと
寛政四壬子年
十二月二十八日大地震別而青森ニハ別条無之候、鰺ケ沢、
深浦大変ニ御座候由、左ニ
鰺ケ沢津波ニ而海岸之方片側一向住居不相成候様破損い
たし、右水ニ而囲舟押上リ、右ニ而潰家も御座候由、何
れも半潰同様ニ相成候而、其後日々地震振出し、翌年正
月迄も仮小屋住居ニ而諸取引相止み、年始御礼無之候由
尚又諸方蔵々之分用立不申、用ひニ相成候蔵稀ニ有之候
由、其上海水引汐ニ御座候間、釣町辺なとハ向側ニハ家
ゆり出し、家之中海道ニ相成又深浦上町、浜町ニ付二十
六、七軒潰家、右之内拾六軒焼失、人八人斗死候由、其
外家蔵半潰之分又所ニ寄、山突出し、家潰ニ相成候分も
有之候由、前代未聞之大変ニ御座候段弘前表より申来、
為書委敷ハ相知れ不申候
青森表昼九ツ過地震ニ而、大きに騒き申候、然れとも何
れ別条無御座候
 寛政十一己未年二月二十八日より天気宜相成候
出典 新収日本地震史料 第4巻
ページ 41
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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