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項目 内容
ID J0900640
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔佐賀町郷土史〕○高知県▽
本文
[未校訂] この地震の津浪に、佐賀妙光寺は客殿、庫裡を流失、願
成寺、安養寺、明専寺は、過去帳その他を流失した。また
坂本、門脇両家では、系図などを流失した。
 この地震は山潮(山崩)が非常に多かったと云われてい
る。伊与善森家の先祖はこの地震の時、幡多郡塩塚城に居
た。この地震に山潮湧出居宅流失して信長公、元親公、盛
親公から下賜された感状、家宝など一切流失したと、同家
の記録に残っている。
 この地震は広範囲の地震で、土佐国中の死者二千人を超
えたと云われているから、伊与本郷も甚大な損害を蒙った
であろう。
出典 新収日本地震史料 第3巻 別巻
ページ 542
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 高知
市区町村 佐賀【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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