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項目 内容
ID J0900390
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1707/10/28
和暦 宝永四年十月四日
綱文 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕
書名 〔続日高郡誌〕○和歌山県▽
本文
[未校訂]宝国寺 日高郡由良町神谷一二一番地
本堂は貞享三(一六八六)年と昭和九(一九三四)年に
再建した。
(ところが、記録の上では見えないが、瓦に宝永四(一七
〇七)年九月の銘のあるのが残っている。貞享三年再建後
わずか二一年後で本堂再建とは考えられないが、あるい
は、宝永四年の大地震津波で被害をうけ、再建したのかも
知れない。)
覚性寺 日高郡由良町吹井三九一番地
 元禄十三(一七〇〇)年六月本堂を再建したが、宝永四
(一七〇七)年の大津波で流失した。当地の被害も大き
く、再建がむつかしく七〇年後の安永七(一七七八)年八
月にようやく現在地に本堂を再建した。
源行寺御坊市薗七八六番地
 元禄十四(一七〇一)年十二月火災により全焼、十六
(一七〇三)年本堂が再建されたが、宝永四(一七〇七)
年十月の津浪で大波、更に宝暦四(一七五四)年七月の大
水害で軒先まで浸水するなどの災害を受けた。
金蔵寺 日高郡川辺町小熊三五二九ノ一番地
 現在の本堂は、白蟻と宝永四(一七〇七)年の地震で被
害をうけたため宝永六(一七一〇)年に再建したもの。
出典 新収日本地震史料 第3巻 別巻
ページ 339
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 和歌山
市区町村 御坊【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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