[未校訂] 宝永四年(一七〇七)十月四日の地震は、日本古来最大
の地震といわれ、激震区域は東海道、北陸道から近畿、四
国から九州東部に及び、津浪の襲来もあり、桑名では城内
櫓多門破損領内香取村法泉寺、一色村龍泉寺、高松村善養
寺倒壊し、諸処幅一、二尺、長五間十間程ずつ破れ、志摩
辺まで津浪にて家見えず。人畜の死傷も多かった。(此年
十一月二十三日に富士山が大爆発し、宝永山を生んだとい
う記録もある)M八・四
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0900295 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔桑名市史 補篇〕○三重県 |
本文 |
[未校訂] 宝永四年(一七〇七)十月四日の地震は、日本古来最大
の地震といわれ、激震区域は東海道、北陸道から近畿、四 国から九州東部に及び、津浪の襲来もあり、桑名では城内 櫓多門破損領内香取村法泉寺、一色村龍泉寺、高松村善養 寺倒壊し、諸処幅一、二尺、長五間十間程ずつ破れ、志摩 辺まで津浪にて家見えず。人畜の死傷も多かった。(此年 十一月二十三日に富士山が大爆発し、宝永山を生んだとい う記録もある)M八・四 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 277 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 三重 |
市区町村 | 桑名【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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