[未校訂]新居の関所は箱根の関所と並び称せられるものである。慶
長六年(西紀一六〇一)(最近では慶長五年説)家康が置
いた。今切の関所とも云う。創設当時の場所は、浜名湖に
突出した阿礼之崎と云う所で、今大元屋敷と呼ばれて居
る。その大津浪のため、元禄十四年(西紀一七〇一)藤十
郎山に移転(今、中屋敷と呼び、御殿という[字|あざ]名がある。)
更に、津浪のため宝永五年(西紀一七〇八)移転して現在
の場所に移った。
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項目 | 内容 |
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ID | J0900239 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/10/28 |
和暦 | 宝永四年十月四日 |
綱文 | 宝永四年十月四日(一七〇七・一〇・二八)〔東海以西至九州〕 |
書名 | 〔詩と史の浜名湖巡り〕○静岡県▽ |
本文 |
[未校訂]新居の関所は箱根の関所と並び称せられるものである。慶
長六年(西紀一六〇一)(最近では慶長五年説)家康が置 いた。今切の関所とも云う。創設当時の場所は、浜名湖に 突出した阿礼之崎と云う所で、今大元屋敷と呼ばれて居 る。その大津浪のため、元禄十四年(西紀一七〇一)藤十 郎山に移転(今、中屋敷と呼び、御殿という[字|あざ]名がある。) 更に、津浪のため宝永五年(西紀一七〇八)移転して現在 の場所に移った。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 別巻 |
ページ | 206 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 静岡 |
市区町村 | 湖西【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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