[未校訂]天明二年寅七月十四日夜九ツ半時(十五日午前一時)当地
大地震。翌十五日一日の内に六度、十五日夜五ツ半時又々
大地震、是は十四日の夜より別而大きく、それより二三日
の内頻々と余震があった。これにより寺々の石塔は打ころ
び、町内のかはら蔵は皆瓦を打落し、平蔵も多分に壁を落
した。所々に五寸位の地割を生じた程であったので、諸人
二日間を露宿に過した。年代記には六七十年来の大地震と
ある。
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項目 | 内容 |
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ID | J0805125 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1782/08/23 |
和暦 | 天明二年七月十五日 |
綱文 | 天明二年七月十五日(一七八二・八・二三)〔小田原〕江戸・関東・甲斐・名古屋 |
書名 | 〔戸塚郷土史〕 |
本文 |
[未校訂]天明二年寅七月十四日夜九ツ半時(十五日午前一時)当地
大地震。翌十五日一日の内に六度、十五日夜五ツ半時又々 大地震、是は十四日の夜より別而大きく、それより二三日 の内頻々と余震があった。これにより寺々の石塔は打ころ び、町内のかはら蔵は皆瓦を打落し、平蔵も多分に壁を落 した。所々に五寸位の地割を生じた程であったので、諸人 二日間を露宿に過した。年代記には六七十年来の大地震と ある。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 856 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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