[未校訂]八月大 朔日乙丑 晴残暑
一相番衆留守より六日切間便来、江戸大地震注進也。
去七月十四日夜八ツ時頃より明方迄、同十五日暮六時
頃より夜九時頃迄、江戸表大地震、赤坂中町四五軒長
屋潰レ候屋敷有之、赤井織部・山角五郎左衛門土蔵潰
レ候由、時斗ニ縮ゆり切、織部召仕之者怪我致候由、
中村又吉土蔵もよちれ候由、留守より申来、右何も知
人ニて慥ニ承候事故記之、我等留守別条無之間便も不
来、右注進ニ付相考候得は、京都ニ而も十五日朝誠ニ
聊地震かと覚へ候程之動有之、尤道中も地震強有之候
由。東海道
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項目 | 内容 |
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ID | J0805116 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1782/08/23 |
和暦 | 天明二年七月十五日 |
綱文 | 天明二年七月十五日(一七八二・八・二三)〔小田原〕江戸・関東・甲斐・名古屋 |
書名 | 〔森山孝盛日記〕○江戸「日本都市生活史料集成 一」 |
本文 |
[未校訂]八月大 朔日乙丑 晴残暑
一相番衆留守より六日切間便来、江戸大地震注進也。 去七月十四日夜八ツ時頃より明方迄、同十五日暮六時 頃より夜九時頃迄、江戸表大地震、赤坂中町四五軒長 屋潰レ候屋敷有之、赤井織部・山角五郎左衛門土蔵潰 レ候由、時斗ニ縮ゆり切、織部召仕之者怪我致候由、 中村又吉土蔵もよちれ候由、留守より申来、右何も知 人ニて慥ニ承候事故記之、我等留守別条無之間便も不 来、右注進ニ付相考候得は、京都ニ而も十五日朝誠ニ 聊地震かと覚へ候程之動有之、尤道中も地震強有之候 由。東海道 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 854 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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