Logo地震史料集テキストデータベース

西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

前IDの記事 次IDの記事

項目 内容
ID J0803746
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1761/06/12
和暦 宝暦十一年五月十日
綱文 宝暦十一年五月九日(一七六一・六・一二)信濃⇨秋
書名 〔小県郡誌 余篇〕○長野県
本文
[未校訂]同 十一年五月九日以来地震の節山鳴を伴ひや否やを上田
領各村にたゞす。堀氏用留、春来、冠着岳・室賀山等屢鳴
動す。上田本城濠水涸れて空濠となる、其異状に人心
恟々たり。郡年表、夏より其音甚高く、近郷に地震多し。
上田城下居ながらにして、耳つきぬくばかりに聞ゆ。
一国乞通夜物語、秋上旬より夫神岳・女神岳鳴動更に甚しく、近
村地震する所多し、辺に泉生じて清水流れ、涸井に水
湧き出づ。藩役人をして虚実を探らしむ。音のみ鳴り
ひゞけど其何処なるかは知られず。附近の天台宗寺院
に命じ、一七日の祈禱を修めしむ。効なし。此年十二
月宝暦騒動爆発す。上田縞崩格子、
出典 新収日本地震史料 第3巻
ページ 588
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 長野
市区町村 上田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る

検索時間: 0.001秒