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項目 内容
ID J0803559
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1755/03/29
和暦 宝暦五年二月十七日
綱文 宝暦五年二月十七日(一七五五・三・二九)〔八戸〕津軽・盛岡⇨三月九日
書名 〔天明凶歳録〕○八戸
本文
[未校訂]一、二月、三月も寒気強く、八戸は大地震、尤江戸表大地
 震無之、日光山之辺迄地震之由
右は去夏中陽気甚敷行れ、地気水寒昇りかたく、正月に成
て寒気行るゝ故、二月三月も寒気不退時節ゆえ、温発之気
欲昇とも天気の気強きゆへに押られて地震なり。然とも去
夏陽気殊之外行れたるゆへ、当年は陽気弱くしてつゐに陽
気昇りかたく陰年と成ものなり。
(注、二月十七日、三月五日のこと)
 先年宝暦五亥年凶作の節も前年寒中暖気行れ、春に至っ
て次第に寒冷にて温暖の気候更になく、其上二月十七日申
の刻大地震にて、又三月四日西南の大風吹、翌五日巳の刻
より午の刻迄度々大地震等の変ありて、江戸表にては寒中
雷声を発し暖にして春に至りて次第に寒冷行れけりとな
ん。
出典 新収日本地震史料 第3巻
ページ 571
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
市区町村 八戸【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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