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項目 内容
ID J0803558
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1755/03/29
和暦 宝暦五年二月十七日
綱文 宝暦五年二月十七日(一七五五・三・二九)〔八戸〕津軽・盛岡⇨三月九日
書名 〔耳目凶歳録〕○八戸軽米
本文
[未校訂]春の雪今至日かと[謬|アヤ]またる[越路|コシヂ]に増る[陸奥|ミチノク]なれば、さのみ
不思議とせさりしに、二月十七日申刻大地震をびたゞし、
漸く垣根の草の[萌|モへ]出る[弥生|ヤヨイ]の[空|ソラ]は思もよらず、樹々[梢|コヅへ]も気
色たゝ[青麦|アヲムギ]積雪に[覆|ヲヲハ]れ[堆|オサ]れ、此時大半[腐果|クチハテ]て螢の種をそ蒔
にける。亦三月四日より西南の大風[瓦|カハラ]をひるかへし、[塊を|ツチクレ]
[穿|ウカツ]此れ只ことにあらすと存ぜし処に、翌る五日巳の刻より
午刻まて大地[震|フルウ]こと数度、此日も軈て西南の大風吹起て申
の刻にそ止にける。
出典 新収日本地震史料 第3巻
ページ 570
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 青森
市区町村 八戸【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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