[未校訂]日は不明であるが四月の午後二時頃、大風の吹いてくるよ
うな音響と共に地震が起った。北陸を限った範囲のものだ
ったが、小松では酒屋・醬油屋の桶がゆれこぼれ、家や土
蔵の土台石が動き、軒の傾くものが多かった。人命の損害
のなかったのは、不幸中の幸と言える。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0801470 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1717/99/99 |
和暦 | 享保二年四月 |
綱文 | 享保二年四月(一七一七)〔金沢・小松〕 |
書名 | 〔小松市史 一〕○石川県 |
本文 |
[未校訂]日は不明であるが四月の午後二時頃、大風の吹いてくるよ
うな音響と共に地震が起った。北陸を限った範囲のものだ ったが、小松では酒屋・醬油屋の桶がゆれこぼれ、家や土 蔵の土台石が動き、軒の傾くものが多かった。人命の損害 のなかったのは、不幸中の幸と言える。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 147 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 石川 |
市区町村 | 小松【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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