[未校訂]2 正徳の地震
正徳四年三月十五日夜の五ツ半といふ時刻に大地震が起
つた。宝永四年の地震に比すれば震動が少く、従つて家屋
の被害も軽微であつた。同地震は半時ばかりの間に四度震
動があり善光寺二天の石垣此時東より西迄残らず崩壊し本
堂も破損し石塔の如きは殆んど悉く倒れて了つたといふ。
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項目 | 内容 |
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ID | J0801219 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1714/04/28 |
和暦 | 正徳四年三月十五日 |
綱文 | 正徳四年三月十五日(一七一四・四・二八)〔信濃大町〕江戸・名古屋・羽前→数回 |
書名 | 〔松代町史 下〕○長野県 |
本文 |
[未校訂]2 正徳の地震
正徳四年三月十五日夜の五ツ半といふ時刻に大地震が起 つた。宝永四年の地震に比すれば震動が少く、従つて家屋 の被害も軽微であつた。同地震は半時ばかりの間に四度震 動があり善光寺二天の石垣此時東より西迄残らず崩壊し本 堂も破損し石塔の如きは殆んど悉く倒れて了つたといふ。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 123 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長野 |
市区町村 | 松代【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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