[未校訂] 『飯嶋家記抄』を見るに、今より百九十五年前、宝永四
亥年九月二日、昼八ツ時、松代に地震ありて家中町家共八
十軒余倒潰すとあり。[這|こ]は、松代丈けの記事にて、他の被
害少しも見えざるが、仮に松代町を中心とするも、善光寺
平一円は、之が波動を受けて少なからぬ損害を被りしこと
なるべし。♠に注意すべきは、地震は、概ね夜中のみ震動
することなるに、これは昼の八ツ時震動したること也。珍
らしとすべき[歟|カ]。
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0800381 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1707/09/27 |
和暦 | 宝永四年九月二日 |
綱文 | 宝永四年九月二日(一七〇七・九・二七)〔松代〕 |
書名 | 〔弘化四年善光寺大地震〕 |
本文 |
[未校訂] 『飯嶋家記抄』を見るに、今より百九十五年前、宝永四
亥年九月二日、昼八ツ時、松代に地震ありて家中町家共八 十軒余倒潰すとあり。[這|こ]は、松代丈けの記事にて、他の被 害少しも見えざるが、仮に松代町を中心とするも、善光寺 平一円は、之が波動を受けて少なからぬ損害を被りしこと なるべし。♠に注意すべきは、地震は、概ね夜中のみ震動 することなるに、これは昼の八ツ時震動したること也。珍 らしとすべき[歟|カ]。 |
出典 | 新収日本地震史料 第3巻 |
ページ | 52 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 長野 |
市区町村 | 長野【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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