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項目 内容
ID J0602943
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1694/06/19
和暦 元禄七年五月二十七日
綱文 元禄七年五月二十七日(一六九四・六・一九)〔羽後・津軽〕
書名 〔能代市史稿第四輯近世ノ下〕
本文
[未校訂] 死者三百名内男百二十七人女百七十二人の死者を出した
元禄七年の大地震被害者の中には一家全滅という惨鼻の極
を見た一族もあったろう。それから間もない七回忌元禄十
四年に仏教徒により無縁者の供養が営まれた墓碑が遺され
ている。石碑は地下から三尺三寸三分で大方風化して、文
字の読めるのは表面の『南無阿弥陀仏』の六字の名号だけ
で、僅かに年号元禄十年と、一千日惣廻向の文字を判読で
きる程度である。
 西福寺にある貞享の文字ある村木新三郎家の墓石を除い
ては能代最古の金石文である。
 これはもと現浄徳寺当時浄土宗浄国寺の東側の土手下、
現在の泉松蔵氏の敷地の右側にあったものを、土地所有権
移動により浄徳寺南端共同墓地域に移され、更に昭和三十
一年の区画整理により萩の台新墓地なる共同墓地区域に移
され、心ある人の供養を受けている。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 490
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 秋田
市区町村 能代【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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