地震史料集テキストデータベース

[未校訂]一、九月十九日　曇天　北風
〻未上刻夥敷地震仕候付従
若殿様為御機嫌戸田三左衛門、筑前守様へ被遣候処、三
左衛門儀大田垣九郎太夫江致面談若殿様ゟ之窺御機嫌
申上、如何御月番江も罷出可申候哉、御差図次第ニ可仕
由申上候処、弥御月番江も罷出相勤候様ニと之御指図ニ
付御月番大久保加賀守様江致伺言窺御機嫌申上、あなた
ニ而
若殿様江之御勤之様子聞番中承合候処、何も内膳正様迄
罷出被相勤候由ニ付三右衛門儀も内膳正様江罷出窺御機
嫌相勤罷帰也