[未校訂]寛文大地震発生す
寛文五年十二月廿七日高田大地震の余波で柏崎にも人畜
家屋の被害甚しく町役人等集って罹災者の救助に当った。
九月より折々地震、十二月廿七日大地震高田辺最も甚し
く被害。太夫士庶圧死するもの多し。柏崎も亦甚しく町役
人等集りて遭難者を救う。
寛文六年丙午、高田藩大地震の損害多きを以て、安藤太
郎左衛門を使者として救恤を幕府に歎願し、幕府よりは五
万金を下さる。此地震で両家老が圧死した。
「中頸城郡誌」「柏崎文庫」「柏崎年譜」
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項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0601427 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1666/02/01 |
和暦 | 寛文五年十二月二十七日 |
綱文 | 寛文五年十二月二十七日(一六六六・二・一)〔越後〕八王子⇨二十九日 |
書名 | 〔柏崎編年史 上〕○新潟県 |
本文 |
[未校訂]寛文大地震発生す
寛文五年十二月廿七日高田大地震の余波で柏崎にも人畜 家屋の被害甚しく町役人等集って罹災者の救助に当った。 九月より折々地震、十二月廿七日大地震高田辺最も甚し く被害。太夫士庶圧死するもの多し。柏崎も亦甚しく町役 人等集りて遭難者を救う。 寛文六年丙午、高田藩大地震の損害多きを以て、安藤太 郎左衛門を使者として救恤を幕府に歎願し、幕府よりは五 万金を下さる。此地震で両家老が圧死した。 「中頸城郡誌」「柏崎文庫」「柏崎年譜」 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 |
ページ | 318 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 新潟 |
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