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項目 内容
ID J0601288
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1662/10/30
和暦 寛文二年九月十九日
綱文 寛文二年九月十九日(一六六二・一〇・三〇)〔日向・大隅〕⇨二十日、津波あり
書名 〔日向変動記事〕「日向郷土史料集 七」
本文
[未校訂]第二十三 日向地震の事
 寛文二寅年九月十九日夜の丑の刻大地震。伊東(1)領内本郷
一在所田地九千石余動いて(2)沈海となる其村々の人家屋敷
々々の構い(3)竹木迄ゆりしづめ(4)、海中に竹も木も柱もやはり
立ちてあり。人は岡伝いにて上り、死人はなし。彼一在所
入海となる。魚は入りこめども竹、木、家の柱立つてある
ゆえ網をおろす事叶わず。扨て、辰巳(5)、午未(6)、申酉(7)の方は
伊東領内なり。地震尤も大動にて右の通り。又、戌亥(8)、
子丑(9)、寅卯(10)の方は佐土原、他領入込にて是は小動なり。
注(1) 飫肥領清武本郷今日の宮崎市大字本郷で藩政期に
は清武郷の一村であった。
(2) 底本、「動沈海トナル」とある。
(3) 底本手偏。
(4) 揺り沈め。
(5) 南東。
(6) 南々西。
(7) 西南西。
(8) 北西。
(9) 北々東。
(10) 東北東。
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 299
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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