[未校訂]第五代 祐実
同二年九月十九日夜、日向の地大に震ひ、海潮一時に到
る。飫肥藩内被害殊に甚しく、那珂郡の内七村○上下加江田村、本郷南方
村、本郷村、北郷北方村、郡司分村、殿所村周回凡そ八里、田八千余石、皆陥没し
て海と化し、潰屋千二百十三戸の内、海に没するもの二百
四十六戸、住民二千三百九十八人の内、溺死するもの十五
人に及ぶ。
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項目 | 内容 |
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ID | J0601285 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1662/10/30 |
和暦 | 寛文二年九月十九日 |
綱文 | 寛文二年九月十九日(一六六二・一〇・三〇)〔日向・大隅〕⇨二十日、津波あり |
書名 | 〔日向国史 下〕 |
本文 |
[未校訂]第五代 祐実
同二年九月十九日夜、日向の地大に震ひ、海潮一時に到 る。飫肥藩内被害殊に甚しく、那珂郡の内七村○上下加江田村、本郷南方 村、本郷村、北郷北方村、郡司分村、殿所村周回凡そ八里、田八千余石、皆陥没し て海と化し、潰屋千二百十三戸の内、海に没するもの二百 四十六戸、住民二千三百九十八人の内、溺死するもの十五 人に及ぶ。 |
出典 | 新収日本地震史料 第2巻 |
ページ | 297 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
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