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項目 内容
ID J0600183
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1605/02/03
和暦 慶長九年十二月十六日
綱文 慶長九年十二月十六日(一六〇五・二・三)〔東海・南海・西海諸道〕⇨大津波伴う
書名 〔宍喰村誌〕○徳島県
本文
[未校訂]一慶長九年十二月十六日、辰半刻より申上刻まで、大地震
にて、同酉の上刻月出の比より、大浪入来海上凄敷、惣
浦中泉より水湧出事二丈余上り、地裂沼水湧出、言語絶
たる大変にて、其比皆々古城山に逃登る、(愛宕山也)
人数百七拾余人老少は道にて浪に打倒れ、皆々流死、町
家寺院等流又倒悉破失、諸道具混乱、又は地に打埋所一
尺或土地により二尺三尺砂に埋十七端十五帆廻船数艘、
日比原在より奥へ流込、其外小船等正梶井関へ懸り有之
也、山野にて飢を凌、三日三夜ほうろくにて食を煮焼、
命繫き霜雪に閉、衆人困窮いふ方なく、溺死人一千五百
余人、翌十七日八時より山下り見るに、城山より西北方
一面、人々死骸目も当難く、北往還道筋も同様にて、其
節久保在所内ニ二ケ所、惣塚に而死骸埋、其後地蔵石仏
建立す、祗園山西山際也
出典 新収日本地震史料 第2巻
ページ 88
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 徳島
市区町村 宍喰【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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