[未校訂]佐賀坂本家の記録によれば
「慶長九年極月十六日地震潮入の時浜崎にあり、母を背負
いて城山に逃る。祖先巻物、知行折紙、元親公の書簡等旧
記悉く流失す(坂本弥次郎重金記)」
と津浪の模様が誌るされている。
 この地震に安芸郡で三千八百六人の死者があったと伝え
られている。伊与木郷も相当大きな被害があったと思われ
る。
○三千六百六人の死者が出たのは阿波国宍喰であって安芸
郡ではない。
                
            西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| ID | J0600155 | 
| 西暦(綱文) (グレゴリオ暦)  | 
            1605/02/03 | 
| 和暦 | 慶長九年十二月十六日 | 
| 綱文 | 慶長九年十二月十六日(一六〇五・二・三)〔東海・南海・西海諸道〕⇨大津波伴う | 
| 書名 | 〔佐賀町郷土史〕▽ | 
| 本文 | 
                 
                    [未校訂]佐賀坂本家の記録によれば 
            「慶長九年極月十六日地震潮入の時浜崎にあり、母を背負 いて城山に逃る。祖先巻物、知行折紙、元親公の書簡等旧 記悉く流失す(坂本弥次郎重金記)」 と津浪の模様が誌るされている。 この地震に安芸郡で三千八百六人の死者があったと伝え られている。伊与木郷も相当大きな被害があったと思われ る。 ○三千六百六人の死者が出たのは阿波国宍喰であって安芸 郡ではない。  | 
        
| 出典 | 新収日本地震史料 第2巻 | 
| ページ | 76 | 
| 備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 | 
| 都道府県 | |
| 市区町村 | 
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.004秒