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西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。

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項目 内容
ID J0500080
西暦(綱文)
(ユリウス暦)
0748/12/05
西暦(綱文)
(先発グレゴリオ暦)
0748/12/09
和暦 天平二十年十一月十一日
綱文 天平二十年十一月十一日(七四八・一二・九)若狭
書名 〔越前若狭の伝説〕
本文
[未校訂](注、以下は伝説であり、いつの事か不明であるが、一応
ここに記し後考をまつ)
波よけ地蔵(佐田)
若越国境の関峠に石の地蔵尊があり、これを波よけ地蔵と
いう。むかし大津波があったとき、打ち寄せた津波はここ
で止まったという(永江秀雄)
のた平(佐田)
佐田の東南にある乗鞍岳(六五〇メートル)の中腹には、
のたくぼ・のた平(だいら)という所がある。のたとは波
のことである。そこには津波で逃げた人々が使用した粉ひ
き用の石うすがあるという。(永江秀雄)
大津波(坂尻)
古代の坂尻は数百戸の部落であったが、大津波のために海
中に没して跡方もなくなった。この大津波のとき坂尻の天
王山(約一八〇メートル)へ逃げた者は腰まで水につか
り、山上(やまがみ)の御嶽山(約五二〇メートル)へ逃
げた者は水に足がつかったという。(永江秀雄)
出典 新収日本地震史料 第1巻
ページ 7
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 福井
市区町村 福井【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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