西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
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項目 |
内容 |
ID |
J0400704 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1856/08/23
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和暦 |
安政三年七月二十三日 |
綱文 |
安政三年七月二十三日(西曆一八五六、八、二三、)十三時半頃、北海道東部・津輕・三陸沿 岸、強震、津浪ヲ伴ヒ、被害少ナカラズ。 |
書名 |
☆〔北海道史〕
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本文 |
[未校訂]安政三年七月十九日箱館地震三回、二十日地震二回、二十三 日小震二三回の後晝九つ半時午後一時頃大震あり、土藏壁破壞し、 屋根石轉落し、人々皆戸外に避けたり。八つ時午後二時頃海嘯來 り平水より高きこと七八尺、一進一退七つ時午後四時一丈二三尺 の高潮に逹し、市街の低地は悉く浸水し、壁を破り木材貨物 を漂盪し、損害少なからず。盈虛約二十回にして常に復せり。 市民露座して夜を徹し官より飯の焚出しをなし富豪も亦米或 は金錢を醵出して之を救助せり。此海嘯の被害は奧州南部宮 古地方最も烈しく家屋の流失倒潰百餘に上る本道に於ても渡嶋膽振日高よ り厚岸に及ぼし、浦河にありては五百石積以上の船二艘轉覆 し、十勝西部の海岸には岩石崩壞して滿潮の際は通行する能 はざる處あり。尚ほ廿四日より八月朔日に至る間屢〻地震あ りて後平穩に復せり。
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出典 |
日本地震史料 |
ページ |
671 |
備考 |
本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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都道府県 |
北海道
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市区町村 |
札幌【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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