[未校訂]領内三閉伊通り午刻大地震にて十ケ村家人共大流損す。盛岡
晝八ツ時大地震。
午刻地震強くして八月初旬頃迄は晝夜幾度と云ふ限りもな
く、既に十度以上強弱震ひしが、其後次第に數も減じ、九月
中旬頃迄は晝夜に兩三度づゝも有之、後には至つて微かに地
搖ぎして、心を付けざれば知らずして濟む程にて有之。海岸
筋は津浪並奧筋に至つては大いに痛有之。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J0400701 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1856/08/23 |
和暦 | 安政三年七月二十三日 |
綱文 | 安政三年七月二十三日(西曆一八五六、八、二三、)十三時半頃、北海道東部・津輕・三陸沿 岸、強震、津浪ヲ伴ヒ、被害少ナカラズ。 |
書名 | ☆〔岩手縣誌資料〕 |
本文 |
[未校訂]領内三閉伊通り午刻大地震にて十ケ村家人共大流損す。盛岡
晝八ツ時大地震。 午刻地震強くして八月初旬頃迄は晝夜幾度と云ふ限りもな く、既に十度以上強弱震ひしが、其後次第に數も減じ、九月 中旬頃迄は晝夜に兩三度づゝも有之、後には至つて微かに地 搖ぎして、心を付けざれば知らずして濟む程にて有之。海岸 筋は津浪並奧筋に至つては大いに痛有之。 |
出典 | 日本地震史料 |
ページ | 670 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 岩手 |
市区町村 | 盛岡【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
IIIF Curation Viewerで開く
地震研究所特別資料データベースのコレクションで見る
検索時間: 0.002秒