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項目 内容
ID J0400695
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1856/08/23
和暦 安政三年七月二十三日
綱文 安政三年七月二十三日(西曆一八五六、八、二三、)十三時半頃、北海道東部・津輕・三陸沿 岸、強震、津浪ヲ伴ヒ、被害少ナカラズ。
書名 〔浦河郡役所報告〕
本文
[未校訂]當郡内ニ於テ右等ノ取調ニ材料乏シク、隨テ五十年以前ノ
事蹟ハ、更ニ不分明ニシテ、只ダ口碑ニ傳フ處ニ依レバ、
安政三年七月廿三日海嘯アリ。然レドモ土地ノ變遷シタル
箇所ヲ見ズ、只海岸砂礫ノ少シク增加セシ感アリト。又右海嘯ノ爲メニ、浦河灣ニ繫泊セシ日本形五百石以上ノ船舶
二艘顚覆セシコトアリシト云フノミ。其他海底ノ深淺ニ就
テハ、三石郡鳬舞村ムシロ海岸ヲ距ル十五町許ノ箇所ニ、
海面上高キコト二丈餘ノ岩石ニ、蛤殼ノ粘着スル所ノ遺
骸、化石トナリシモノアリ。之等ハ海中ヨリ突出シタルモ
ノナルベシ。其他海面ニハ異狀アルヲ見ズ。現在建築物ニ
テモ、海水ヨリノ距離ハ往時ト異變ナシト云フ。
出典 日本地震史料
ページ 668
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 北海道
市区町村 浦河【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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