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項目 内容
ID J0301417
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1843/04/25
和暦 天保十四年三月二十六日
綱文 天保十四年三月二十六日(西暦一八四三、四、二五、)釧路、根室、渡島諸国、地大ニ震ヒ、厚岸市中震害多ク、震後襲来シタル津浪ノタメ厚岸市街及ビ向岸(真龍村)ノ家屋ハ悉ク流失シ、夷人四十五人死亡セリ、野付ニ於テモ倒潰家屋アリ、津浪モ來襲セリ、
書名 *〔北海道史〕
本文
[未校訂]天保十四年三月二十六日暁、国後根室厚岸釧路地方
大地震あり、松前津軽も亦強震を感ぜり、此時厚岸
國泰寺に於ては戸障子は勿論門外の石灯籠、石佛等
悉く倒れ、鶏は塒より落ち、庭に四五寸の地割れを
生じ、八幡社は其位置を転ずること四五尺に及ぶ
尋で四ツ時頃午後十時頃までに海嘯二回、大地震丑六度、
対岸の番屋夷家悉く流失し溺死する者多し、七つ時
頃午後四時頃稍々平穏となりしが、夜中尚ほ鳴動及び強
震あり、雨後屢〃地震を感ぜり、海嘯の被害は家屋
の破壊七十五戸、船舶の破損六十一艘、溺死四十六人なりき、
出典 増訂大日本地震史料 第3巻
ページ 451
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 北海道
市区町村 札幌【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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