[未校訂]同日○一月七日巳の刻大地震二三度あり、大津浪は珊瑚島
の上を越えて押來り、町内下側は裏通り垣根まで寄
せ、上側には變化なし、向川原は板敷の上まで朝水
上り、須賀通は大變の由、雨石村にては家十七軒流
れ流死人十二三人有之、其跡は川原の如くなりたる
由、地震は毎日二度も三度も有之、潮水も七日許の
聞は押來りたる故、〓〓住居のものは南北共山に引
移り、日夜家に歸らず、地震は三四月頃まで折々之
れ有りたりと、○大槌𦾔事梅〓錄シ、
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項目 | 内容 |
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ID | J0300171 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1793/02/17 |
和暦 | 寛政五年一月七日 |
綱文 | 寛政五年一月二日(西暦一七九三、二、一七)陸奥、陸中地大ニ震ヒ、仙台藩ノミニテ潰家千餘、死者十二人ヲ坐ゼリ、地震ノ後津浪襲來シ、家屋ノ流失幷ビニ流死者少ナカラズ、 |
書名 | *〔古廟山主翁錄〕○大槌 |
本文 |
[未校訂]同日○一月七日巳の刻大地震二三度あり、大津浪は珊瑚島
の上を越えて押來り、町内下側は裏通り垣根まで寄 せ、上側には變化なし、向川原は板敷の上まで朝水 上り、須賀通は大變の由、雨石村にては家十七軒流 れ流死人十二三人有之、其跡は川原の如くなりたる 由、地震は毎日二度も三度も有之、潮水も七日許の 聞は押來りたる故、〓〓住居のものは南北共山に引 移り、日夜家に歸らず、地震は三四月頃まで折々之 れ有りたりと、○大槌𦾔事梅〓錄シ、 |
出典 | 増訂大日本地震史料 第3巻 |
ページ | 113 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 岩手 |
市区町村 | 大槌【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)
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