地震史料集テキストデータベース

[未校訂]本地震ニ於テハ地震相當ニ多少ノ餘農アリキ左ノ如
シ、
一十二月二十九日昨夜中時々地震、今日末期過地震
（津軽藩記）
一十二月三十日昨夜時々地震（同上）
一寛政五年正月元日夘中刻頃地震、今日時々地震（
同上）
一正月二日昨夜中ヨリ今日時々地震（同上）
一正月三日地震時々（同上）
一正月五日未刻過地震（同上）
一正月七日未刻地震強し、酉刻頃迄時々地震、今日
地震に付御家老御用人相揃御機嫌伺申上之、（同上）
正月七日餘程の地震にて紺屋町竹内久藏酒蔵割れ、
其外潰家等も有之由、𦾔臘二十八日より日夜地震に
て如何にも不嫌候、（工藤家記）
一正月八日今曉寅刻過地震、今日酉刻地震、（津輕
藩日記）
一正月九日昨夜時々地震、今日酉刻頃地震（同上）
一正月十日昨夜亥刻地震、今日朝辰刻頃地震、去十
二月二十八日地震後度々地震に付御玄関前え假御
用所被仰付候間右候御用所之引移申候（同上）
一正月十一日昨夜丑刻頃地震餘程強し、今日午刻頃
地震、（同上）
一正月十二日申刻頃地震（同上）