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項目 内容
ID J0300166
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1793/02/08
和暦 寛政四年十二月二十八日
綱文 寛政四年十二月二十八日(西暦一七九三、二、八、)陸奥鯵ヶ澤地大ニ震ヒ、潰家百六十四、死者十二名アリ、陸奥田名部ニ於テモ震動頗ル烈ナリ
書名 *〔佐藤家記〕
本文
[未校訂]十二月二十八日晝九ツ時過地震強、御城中痛損、殊
に此節厚雪降り積候て、何方も退所無之、大に騒立
申候、貴家も多く有之候、飯詰、金木、木造組之村
々地上割れ、其穴より砂を吹上げ、田畑荒廃多く有
之候、又西濱通り地震猛烈にて死亡も多く有之、其
内鯵ヶ澤湊の山崩れ、町中半分通痛損申候、又追良
瀬川の川上山崩れ、河水塞り候處、其後相湛え候水
一度に漲り來り、人民大に狼狽怪我致し候、又此日
鯵ヶ澤より西の上磯通津浪にて所々断岸欠崩れ等多
有之、其中鳥井崎と云ふ地の海並大戸瀬といふ處の
海上潮引退き二三町より五六町の海面悉く陸地に相
成申候、云々、
出典 増訂大日本地震史料 第3巻
ページ 106
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
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版面画像(東京大学地震研究所図書室所蔵)

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