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項目 内容
ID J00006712
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1596/09/05
和暦 文禄五年閏七月十三日
綱文 文禄五年閏七月十三日(西暦 1596,9,5)
書名 〔アジアの記録〕
本文
出典 [古代・中世] 地震・噴火史料データベース
ページ
備考 慶長元年に起つた桃山地震は、豊臣秀吉の覇業の直後、桃山に居を定めて、広大なる館を築いた時であり、地震と造館との間には何か因果関係の存在を想像した事は、当時誰しも行つた事であらう、又当時は切支丹教の日本国に漲りつゝあつたので、所謂バテレン連中が天下に横行して居た時代であつた、当時日本に居た宣教師達の見聞はローマヴァチカンの本庁に報ぜられたのであるが、此の桃山地震に関しても、少なからず報ぜられたのである、此等の手紙はローマにおいてダニエロ・ベルトリの下に編纂され、「アジアの記録」の中に「日本」と云ふ表題のもとに載せられ、ヂェスイツトの集団から千六百六十年に発行されて居る。筆者去年イタリヤに遊び、日本大使館の吉浦氏から其の原書を見せて貰ひ、其の後地震に関係ある部分の送付を受けたので、今回訳出する事とした、#に同氏に深厚なる謝意を表すると同時に、訳出に当つて難解の処は原田謙次氏の助力を得た事を感謝して居る、
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