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項目 内容
ID J00006044
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1586/01/18
和暦 天正十三年十一月二十九日
綱文 天正十三年十一月二十九日(西暦 1586,1,18)
書名 〔「天正地震−特に濃尾・近江・越中の被害について」八木伸三郎・伊藤英文・上田さち子〕 / 〔大阪府立大学歴史研究 二二〕
本文
家忠は一一月二九月〜三〇日の大地震を岡崎で体験しているが、以後の余震はそのほとんどが東部に逗留中に体験したものである。なお「史料」第一巻の十二月二十日の「なへ」は無く、一月一五日と二月八日に「なへ」を追加しておく。
「新収史料」一巻(一五一頁)所収の外宮遷宮召立記の天正地震記録は、益弘自筆本と合すると「十二月」の次に「一日」が抜けており、他にもわずかながら用語・用字の違いがある。
また「新収史料」一巻(一五一頁)は宇治山田市史下巻(一五七七〜八頁)を引用して「松木満彦年代記」を出典とする天正一三年七月の地震を記録しているが、この地震記事は神宮文庫蔵の『松木祢宜満彦年代記』にはない。ただ近い史料として同文庫蔵『天正十三年両宮遷宮前後之申分』冒頭の同年七月外宮解状に
殊今月五日大地震之刻巽方智木頽(・)落、是御朽損甚故也、尤驚怖神慮測者歟、(・印は難字に付同じ意味の字に変更)とあるのをここに紹介しておきたい。
出典 [古代・中世] 地震・噴火史料データベース
ページ
備考 [古代・中世] 地震・噴火史料データベースでは史料等級で分類しています。本データベースでは史料等級の低いものも表示しており、信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 岐阜
市区町村 河合【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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