地震史料集テキストデータベース

（表紙）（「　文政十一年
御拝借金連印証文帳
子　十二月　　　　　　　　　　三之町」）覚
一金百弐拾四両　　　　　　　　　　　御拝借金
但御利足月壱分
此引宛銘々居屋舗借置申候
右之訳
（はり紙）「　此外ニ金三両弐歩寅大昔貸有但、七佐衛門へかし之内、五両不かし之分を以、」
十二月廿一日
一金印八両　　　　　　　　　　　　　　源左衛門（印）
十二月廿一日
一金拾両　　　　　　　　　　　　　　　　　佐左衛門（印）
十二月廿一日　　　（印）
一金拾印（墨引あり）五両（ママ）（墨引あり）惣兵衛（印）
元利合四拾弐両弐分
天保九戌閏四月十一
日塩野谷源助〓相済
印永弐百壱文六分
同日
一金拾印五両　　　　　　　　　　　　　利吉（印）
内金五両寅四月廿一日済
外ニ利足済
改元金拾両寅正月〓かし
十二月廿一日
一金印拾両　元金拾両丑九月廿四日済　　　　七左衛門（印）
十二月廿九日
一金印三両　　　　　　　　　　　　　　　辰右衛門（印）
十二月廿一日　　　（印）
一金印三両　　　　　　　　　　　　　　　四五右衛門（印）
同日
一金印拾両　　　　　　　　　　　　　　　作右衛門（印）
一金　　　　　　　　　　　　　　　　　　よ祢
丑七月十三日
一金弐拾両　別紙証文有之　　　　　　　　青柳理左衛門
十二月廿一日　　　（印）
一金弐拾両（墨引あり）藤左衛門（印）
天保四巳年四月十日元利相済
同日
一金弐印拾両　　　　　　　　　　　　　　　吉之助（印）
右は今般変事其上焼失仕一同必至と差詰渡世之経営も仕兼候所、格別之御取斗を以御拝借被成下、前書之通銘々御貸附被下置難有拝借仕候処相違無御座候、然上は来ル丑寅両年御利足之義十二月中上納仕、卯年〓未印年迄五ヶ年賦ニ而年々御利足相添急度返上可仕候、為後日拝借連印証文差上申所仍如件
文政十一子年十二月　　　　　　　源左衛門（印）
（注、以下九名　名前・印略）
前書之通相違無御印座候万一差滞候者御座候ハヽ所持之居屋敷を以取斗右年限無遅滞急度上納可仕候　以上
右町丁代
町　　　　　　　　　　　　　　　　源七
御会所