斯て夜の九ツ頃雨もあかり月出候得共夜を明し候所も無御座酒を売候家一軒もなし、扠三条の町家ニ米蔵焼、山のことくニ火有り、是に立上り土足をあぶり寒さをしのき候へとも、米計の火と承り候へハ心なき故土足をとゝまりける、十二日五ツ頃の出火、同十三日夜の九ツ頃迄上のことくもへ候も出火なれざる事とハ存候得共大変の中に差図も致兼候
米直段平日壱俵百疋位の所二百疋ニも相成候得ハ、喰事相成難き者もミえ候、中に米計の火ニ土足をあぶり候者多く御座候是も恐敷候
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項目 | 内容 |
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ID | H00010595 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1828/12/18 |
和暦 | 文政十一年十一月十二日 |
綱文 | 1828年越後三条地震(文政十一年十一月十二日) |
書名 | 〔越後国地震一件写〕柳河藩政史料 |
本文 |
斯て夜の九ツ頃雨もあかり月出候得共夜を明し候所も無御座酒を売候家一軒もなし、扠三条の町家ニ米蔵焼、山のことくニ火有り、是に立上り土足をあぶり寒さをしのき候へとも、米計の火と承り候へハ心なき故土足をとゝまりける、十二日五ツ頃の出火、同十三日夜の九ツ頃迄上のことくもへ候も出火なれざる事とハ存候得共大変の中に差図も致兼候
米直段平日壱俵百疋位の所二百疋ニも相成候得ハ、喰事相成難き者もミえ候、中に米計の火ニ土足をあぶり候者多く御座候是も恐敷候 |
出典 | ひずみ集中帯プロジェクト【古地震・津波等の史資料データベース】 |
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都道府県 | 新潟 |
市区町村 |
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