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項目 内容
ID H00010287
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1833/12/07
和暦 天保四年十月二十六日
綱文 1833年出羽庄内沖地震(天保四年十月二十六日)
書名 〔春藤鳳兮閑時随筆〕
本文
過る年十月、輪島の津波後四・五日にして、友能君と同道して知るべを見舞ふに、輪島近き海辺に、誰とも知れず死たる人々に菰なんど着せて有りしが、いと哀むに堪へたり、畳・戸障子の潰たるもあまた波に打寄せ、むざんの事也、大船なんど七・八町計の山の手に打上たり、財宝の始末に死たるもあり、又仏の始末とて立戻り、波に引かれたる人あり、哀むべし、津波に引かれたる人々のうちに、一人戸板に乗りて、大川の水筋を橋の上も乗越して、はるかの岸へうかび上りぬ、あやうき命を助らる、
出典 ひずみ集中帯プロジェクト【古地震・津波等の史資料データベース】
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