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項目 内容
ID S00001504
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1703/12/31
和暦 元禄十六年十一月二十三日
綱文 元禄十六年十一月二十三日
書名 〔ケンプエル日本誌〕第一巻
本文
[未校訂]日本に地震多し、人は慣れ居て、雷雨に驚くと同じなり、下民は「亦も地下にて鯨が爬ひ廻はる、何でもありはせぬ」と云ふ位なり、而も震動の烈しく長く続さて家屋多く倒潰して全市覆滅し、数千の人々が圧死する程のこと希ならず、其昔師父フロエスがありしとき(Opere de rebus Japonicis collecto a goh Hayo中に述べたる所による、又其後にかゝる災禍ありたり、又一七〇四年○宝永元年に日本より帰りし友人はバタヴィアより返信に其前年日本に恐るべき地震あり、江戸にて最も劇く 市中も城内も粉齏され、倒壊と其際の出火にて二十万以上の人生を損せしと云へり、然るに此邦の数個地方には地震なしといふは驚ヽべきことなり、国人はそれを土地の神聖とそこの神々の呵護とによるとなし、或はそれを土地の中軸の牢固として動かざるによるとなせり、五島、竹生島、高野山その他数箇所是なり、
出典 都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクト【史資料データベース】
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