地震史料集テキストデータベース

（表紙）
「元禄弐年巳ノ十二月廿五日、御宿浦方割合之帳」
己之御宿浦浦方割合之帳
一、壱畝歩　　表六間裏五間　　　　　三郎兵衛
一、壱畝拾歩　表五間裏八間　　　　　作左衛門
一、壱畝拾歩　表五間裏八間　　　　　吉次郎
一、壱畝廿歩　表四間半裏拾壱間壱尺　久兵衛
此あひニ九尺之道有
（中略）
右之通名主、年寄、惣百性寄合相談之上ニて遂吟味、四ケ村無甲乙割合仕候、海上磯草船引場之儀ハ、四ケ村入合ニ仕候筈ニ相究申候、殊以臨時諸役之義も四ケ村高ニ応シ上納可仕候、自今以後御浜方之義付互ニ出入無御座候、若相論御座候時は此帳面を以分杭之間数相改可申候、以上
元禄弐年己ノ十二月廿五日
高山田村名主　平右衛門
同所　　年寄　源兵衛
同所　　同断　武右衛門
須賀村　名主　次郎右衛門
同所　　年寄　治右衛門
同所　　同断　治郎左衛門
同所　　同断　三郎右衛門
久保村　名主　五郎左衛門
同所　　年寄　利右衛門
同所　　同断　勘十郎
同所　　同断　新左衛門
同所　　同断　所右衛門
浜村　　名主　作右衛門
同所　　年寄　忠左衛門
同所　　年寄　六郎左衛門
（加筆）「忠右衛門」
同所　　同断　吉之丞
六間町五千石
名主　四郎左衛門

藤江勘之丞殿
西村兵左衛門殿
大曽根伊左衛門殿
大曽根弥市兵衛殿
座間嘉右衛門殿

右帳面未ノ十一月廿二日夕、津浪しおくさりに成候故、享保拾六辛亥年五月直し置候