[未校訂] また安永七年(一七七八)一月十八日の地震は、「七十二年
前宝永四年以来之大地震」といわれるほどの大きなもの
であった。佐伯郡廿日市では寺の石燈が倒れ、大野村で
は二月二十日頃まで余震がつづき、野山の大石も倒れて
いるが大頭神社「松原、丹宮代控書」山県郡加計地方では「大損なし」
隅屋文庫「加計万乘」とあるから、この時の地震による被害は沿岸
部の方が大きかったようである。
西暦、綱文、書名から同じものの一覧にリンクします。
項目 | 内容 |
---|---|
ID | J3200549 |
西暦(綱文) (グレゴリオ暦) |
1778/02/14 |
和暦 | 安永七年一月十八日 |
綱文 | 安永七年正月十八日(一七七八・二・一四) |
書名 | 〔広島県史 近世2 通史Ⅳ〕S59・3・27 広島県編・発行 |
本文 |
[未校訂] また安永七年(一七七八)一月十八日の地震は、「七十二年
前宝永四年以来之大地震」といわれるほどの大きなもの であった。佐伯郡廿日市では寺の石燈が倒れ、大野村で は二月二十日頃まで余震がつづき、野山の大石も倒れて いるが大頭神社「松原、丹宮代控書」山県郡加計地方では「大損なし」 隅屋文庫「加計万乘」とあるから、この時の地震による被害は沿岸 部の方が大きかったようである。 |
出典 | 日本の歴史地震史料 拾遺 5ノ上 |
ページ | 220 |
備考 | 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。 |
都道府県 | 広島 |
市区町村 | 広島【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる |
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