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項目 内容
ID J3000986
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東~九州〕
書名 〔亀田屋文書〕岡山県倉敷市岡山県立記録資料館蔵
本文
[未校訂](茂蔵宛与一郎書状)No.114
貴墨拝見酷寒之節貴□□奉寿候二日当方皆々無♠罷在
候間心□可被下扨先般は前代未聞之大地震定而御
心配可被成哉与奉察上候当地も御同□之至乍併先御別条
無御座由安心仕候早速書状差出可申之処貴家之御様子直
ニ承リ夫故心外ニ御無音打過申拙義も大地震当日出□(初カ)致
留守中婦人共打驚俄ニ外へ馳出申由乍去瓦壱枚も損し無
之無難ニ罷在候間此段御安意可被下扨又上方所々之様子
粗承り申別而大坂表之義ハ其節尚上向役人登坂中乘船致
居候処洪浪ニ而誠ニ九死一生ニ而迯候先日□打越□恐敷
承り申扨々世上有様悲敷事ニ御座候御神信御要心專一
又々拙も先月廿日頃ゟ少々不快居申為差義ニも無御座麻
の□□合ニ而困り申尤昨ニは最早全治之趣候間此段御安意
可被下又々妻も少々不快罷在是も当分之義ニ而御心配無
御座何分此節柄多忙中右之次第ニ而何角手遅れ何事も御
無沙汰勝ニ御座候今日は被為入御念色々御恵贈殊ニ佳音
被下早速庖丁拝味可仕心□書皆様へ宜敷御厚□御取入可
被下尚増寒随分御□□專一先々大急キ文□(尋カ)貴意已上
諷与□□ニ御届申上
十二月二日 与一郎
茂蔵様
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 1052
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 岡山
市区町村 倉敷【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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