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項目 内容
ID J3000974
西暦(綱文)
(グレゴリオ暦)
1854/12/23
和暦 嘉永七年十一月四日
綱文 安政元年十一月四日・五日・七日(一八五四・一二・二三、二四、二六)〔関東~九州〕
書名 〔日記大坂留守居中役所〕○大坂北九州市いのちのたび博物館蔵小笠原文庫6
本文
[未校訂]十一月四日晴大風
一今巳刻頃地震当六月十四日より此度は格別大地震ニ而
御殿内所々損し所出来御屋敷西御長屋外通一体壁腰瓦
震崩し裏御門半倒役宅本玄関表座敷間(ママ)内所々破損北御
長屋内側壁震崩御屋舗鎮守社石鳥居弐ヶ所石燈籠絵馬
堂震崩し其外御屋敷内所々破損いたし候同日夜三四度
程震動有之筈之処候事候
十一月五日晴大風
一今申刻過尚亦大地震ニ而御屋敷内所々損し所出来同日
酉刻過ゟ安治川口木津川口津浪高潮馳込安治川橋落崩
木津川亀井橋同断長堀川高橋同断堀江川水分ケ橋鐵橋
同断夫ゟ道頓堀川日吉橋汐見橋幸橋住吉橋同断西横堀
川金屋橋何れも落崩大船小船数艘破損いたし候怪我人
死人等夥敷有之併津浪は早速平穏ニ相成候得共地震ハ
矢張昼夜少しヅツ震動止不申筈之処次第候事
十一月六日晴
一今日も昼夜折々少々づつ震動有之
十一月七日曇夕ゟ折々雨
一今巳刻頃地震同夜度々震動
十一月八日曇
一今日も昼夜少々づつ震動有之
十一月九日曇
一今朝一度地震夜二度震動有之
同十一日晴
一今午刻過震動有之
十一月十四日晴
一今昼震動有之
十一月廿四日晴
一当月四日五日大地震有之候得共御屋舗御別条無之候ニ
付御鎮守為御祭礼今日献燈差出御鏡餅御酒相備候事
出典 日本の歴史地震史料 拾遺 四ノ上
ページ 1042
備考 本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県 大阪
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