地震史料集テキストデータベース

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項目	内容
ID	J3000592
西暦（綱文）（グレゴリオ暦）	1833/12/07
和暦	天保四年十月二十六日
綱文	天保四年十月二十六日（一八三三・一二・七）〔両羽・越後・能登〕
書名	〔渋江和光日記　第九巻〕○秋田秋田県公文書館編H14・2・28　秋田県発行
本文	[未校訂]十月廿六日一　おさ代さま、九ツ時過より根小屋へ御出、地震ニ付直々御泊也一　八ツ半頃地震ニ而甚強ク有之候、象潟其外御備試其後七年前之地震よりも強ク、其上長ク有之候、手廻何も障なし、少々宛壁抔こほれ候所あり、障子もはつれ候所も有之候、屋根石余程落申候、盛之節我等立チ候而見申候所、足か少々ふら〳〵致候也一　右ニ付則登　城可致始末致候所へ、梅津外記殿より小姓を以登　城之事聞合也、尤登　城と申遣候一　貞治同道登　城申候、溜之間へ参候所同役之内其外登　城之方も有之候、岡本刑部殿・宇都宮四郎殿早く御機嫌伺申上候ニ而、暫居被下候一　地震　御機嫌伺申上度、我等・真崎兵庫殿・梅津外記殿御膳番呼ニ遣候得共、御用ニ而参不申候内真壁掃部介殿・渋江左膳も出暫扣居、御膳番加藤小八郎呼申上候、外ニ少も　御指障不被為在候由、全躰地震抔御嫌ニ無之由也、貞治も溜之間ニ而外同列衆同様同人を以申上候、我等ハ直々罷下り、荒川宗十郎・小野岡大和殿・渋江左膳へ地震見舞ニ参、日暮帰宅申候一　貞治も下り、直々岡本刑部殿・今宮大学殿・根小屋・小場源左衛門殿・小野岡大和殿・伊達一十郎殿・荒川宗十郎へ見舞、日暮帰宅申候一　我等帰候得は中山政吉見舞ニ参居候、其外被参候方も有之候由也一　岡本刑部殿より使者ニ而、地震見舞申来候礼申遣候十月廿七日一　古内蔵人殿・小＊貫東七郎＊居宅大損之由也横山玄周へ使者ニ而、地震尋申遣候一　門脇宗三事十八日より風邪ニ罷在候所、只今ニ至至極之指重ニ相成候由、弟元琳より膳番共迄手紙ニ而為知也、仍而使者遺候所、ケ様ニ相成候模様ニ無之所、昨日之地震ニ而大ニとふてん致、厳ニあしく相成候由也一　八柳三右衛門・丹条右衛門・小貫東七郎、段々昨日地震之見舞ニ参申候、東七郎使者之礼も申聞候一　小貫東七郎居宅殊之外損候ニ付、歩行細谷与吉四五日借申度由ニ而今朝より遣申候一　上遠野監物、昨日之地震見舞ニ参候得共、我等針中ニ而不逢候一　河原田権吉見舞ニ参則逢申候、暫咄居候而帰申候一　右之内堤治右衛門機嫌伺申聞候得共、取込候趣断不逢候一　七ツ時已前古内蔵人殿へ地震見舞、且奥方先頃より又々不快不宜候旨、昨日承候故見舞申候所、医者等参取込候由ニ而不被逢候、夫より小場源左衛門殿へ地震見舞ニ参申候所、酒中ニ而直々被留居八柳三右衛門も居候、鳥貝焼其外吸物等也、夜食温（マヽ）飩しつほこ也、四ツ余程過帰宅申候一おさ代さま根小屋へ昨夜御泊、今日暮此方へ御帰也十月廿八日一　伊達一十郎殿、一昨日地震之見舞ニ被参、暫咄被帰候、奥方不快ニ付漸今日被出候由也
出典	日本の歴史地震史料拾遺四ノ上
ページ	424
備考	本文欄に[未校訂]が付されているものは、史料集を高精度OCRで等でテキスト化した結果であり、研究者による校訂を経ていないテキストです。信頼性の低い史料や記述が含まれている場合があります。
都道府県	秋田
市区町村	秋田【参考】歴史的行政区域データセットβ版でみる

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